2010年6月16日水曜日

定演を終えて

ちゃんとまとまった文章ができないとブログを更新する気にならないので,なんだかんだで2ヶ月も空いてしまった.その間,うちのオケの定期演奏会も終わって来年の定演の曲も決まった.そして新たに参加しているバドミントンサークルで出た大会も終わった.というわけでこの2ヶ月の記録を.
まずは演奏会.今年のメインはドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」.この新世界は大阪ではなくアメリカのこと.3拍子と2拍子が混在するドヴォルザークならではの曲.コントラバスも弾きごたえがあり,終わった後は「やったー!」という感じ.もう一曲もドヴォルザークの交響曲で第7番.この曲は大学院生の時に奈◯女子大のオケの賛助として弾いた.もう15,6年も前だ.難易度は新世界よりも上.やたら高い音への跳躍や高い音からの下降がある.よくこんな難しい曲を当時弾いてたなあと思ったけど,慣れればなんとかなるもの.継続は力なり!練習がすべてです.アンコールはドヴォルザークのスラブ舞曲集第一番.明るくノリのいい曲です.指揮はうちの団員.アマチュアなのでしょうがないのですが,もっとコントラバスに色々要求をしてくれるとよいのですが.来年のメインはシューマンの交響曲第3番「ライン」.奥さんのクララたちからは止めとけ言われたのに頑として譲らなかった5楽章構成.4楽章が全体の中で浮いているが,ベートーヴェンの第6番「田園」を意識した曲だと思われる.全体と各楽章をどのように解釈し,統合するかはなかなか難しい曲かも.ベースはあまり休みがないので結構大変.でも私も一票を投じた好きな曲なので合奏は楽しい.これから一年間,シューマンについていろいろ調べてみよう.
バドミントンの方は職場の部が物足りなくて,以前から誘われていたNoth Nineというところに4月から行っている.名前の由来は北九条小学校(うちの子らの母校)の同窓生が始めたからだそうだ.社会人の2部から3部レベル人たちがメインで,初心者も混じって和気あいあいとやっている.一回ごとに200円払えばよいというシステムも気軽でいい.基礎打ちをした後,くじ引きでダブルスの組を決めて試合.19時15分から21時30分までだが,8時半頃になると疲れてくる人が多くなり,あとは自由に試合となる.ここで上手い人たちに混ぜてもらって試合をするのだけど,これがとても刺激になる.シャトルのスピードも球回しのスピードも断然早く,このスリル感を一度味わってしまうと職場の練習はとても物足りない.なのでまた夜の練習に繰り出すことになる.半ばバドミントン中毒.ま,練習に来てる人たちはみんな中毒だけど.試合の合間におしゃべりする人も増え,名前も徐々に知りつつ,知られつつある.星の王子様に出てくるキツネが言っているように,徐々に徐々に人の輪に入って行くことを実感.でも中には初対面なのにやたらと気さくな人もいれば,まったく心を開こうとしない人もいる.人間って面白いなあ.性格はバドミントンのプレイにも出るので,バドミントンしながら人間観察をするのも楽しい.あ,自分も観察しとかないとね.「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」.やっぱりやるからには勝ちたいからね.

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