2012年4月3日火曜日

賛助出演決定!

久しぶりにタイトルに沿った話題を.
昨日,2年前まで入っていたアマチュアオーケストラのコントラバスの方から,コントラバスパートがピンチである,というメールをもらいました.定演まであと1ヶ月半というこの時期になって,主力メンバーの一人が出演できなくなったとのこと.なんとか賛助で出てもらえないか,という依頼だった.
このオケ(オーケストラのこと)を辞めた理由は,体が動く間はバドミントンに専念したいこと,どでかいコンバス(コントラバスのこと)を毎週運ぶのがメンドーなこと,毎週の合奏に出ることに義務感が生じてきたこと,などなどだった.そしてバド(バドミントンのこと)が出来なくなったら,コンバスではなく,より身軽なヴァイオリンで入り直そうと計画していた.
とはいえ,賛助出演は魅力的だ.演奏会の直前の気の向いた時に合奏に参加すればいい.それくらいならコンバス輸送も楽しいものだ.という訳で,曲目も確認せずに承諾した.そしてホームページ(http://www7.plala.or.jp/nishioke/)を見てびっくり!ブルックナーの交響曲第3番「ワーグナー」とベートーベンの交響曲第5番「運命」という,まさかの交響曲2曲.しかもブルックナーはあまり好きじゃないので,ブル3は聴いたことすらない.調べてみれば1時間近い大曲だ.慌ててネットでスコアを確認し,まあ音量の必要な箇所(引き延ばしとか,ピチカートとか)なら何とかなるかな,という感じ.でもとにかくCDを入手して聴いてみなくては,ということで早速,Amazonで検索.せっかくの機会なので,思い切ってブルックナーの交響曲全集(http://www.amazon.co.jp/Bruckner-Symphonies-No-1-9-Anton/dp/B0042U2HLY/ref=pd_sim_m_1)を購入.後は依頼者からパート譜が届くのを待つのみ.
そんな話を妻にすると,賛助なら自分もやってみたいとのこと.これはチャンスだと思い,キタラ(札幌が世界に誇るコンサートホール)で演奏できんで,練習でもキタラのリハ室(リハーサル用の部屋のこと)が使えんで,マンドリン曲と違って,オケの曲はやりがいあんで,などとメリットを並べ立て,ブル3を妻に任せることに.これで俺は念願の「運命」に全力投球できる!その後は妻と晩酌しながら大学時代の音楽談義に.私と妻は大学は違うが,マンオケ(マンドリン・オーケストラのこと)で共にコンバスを弾いていて,合同演奏会で知り合った.必然的に,学生時代にマンオケでどんな曲を弾いたとか,という話で盛り上がった.
というわけで,5月19日に妻と二人で演奏会に賛助出演します.入場は無料ですが,整理券が必要です.ご希望の方はオケのホームページで入手方法をご確認ください.さあ,今日からピアノとバイオリンとともに,コンバスの練習しよう!